2008年8月3日日曜日

海の上は助け合い!

海で生活する生き物を獲って生活する漁師。
基本は船の上からの漁になる。
海の中は見えないので、魚群探知機やソナーなどを駆使して魚を探す。
先端機器を使っても、ある程度は魚の上に行かないと魚群を見つけられない。
その見つけた魚群も必ずしも仕事になる魚とは限らない!!
そんな訳で、漁師でも魚を獲るのはなかなか難しい・・・・
やっとの思いで見つけた獲物もどのくらいいるのかはわからない。
なので、大間のマグロ漁師が、親子でも仕掛けを教えないというように、漁師同士でも獲ってきた魚の事を聞かれてもすべては語らない。
どのくらい語るのかは人それぞれ。
ある程度まで語る人もいれば、全然教えない人もいる。
しかし漁師の数も減ってきている今、ある程度は助け合わないとこの広い海の中から魚を見つけるのは大変。
協力していかないと先がないのでは・・・・・・


しかし、そんな漁師でも海の上でのトラブルにはもの凄く対応が早い。
誰かがエンジントラブルやスクリューに何かが絡まり動かなくなってしまった時は、
連絡があれば、たとえ漁模様が良くても、すぐに操業を中止して他の船を助けに行く。
下の写真はエンジントラブルで動かなくなった船をひっぱて港に帰るとこ。

なぜ、今から大漁しようといている漁を止めてまでトラブル中の船を助けに行くのか!?
なぜ漁師は、そのトラブル中の船が仲間の船では無くてもすぐ助けに行くか!?
それはやはり、海は何があるかわからないからだ。時化てくるかも知れないし、流されてしまうかも知れない。板子一枚下は地獄ということである。
海の上では助け合い!!今回は自分が助けても、次回は助けてもらうかも知れない。
だから、私も誰かの船がトラブルを起こしたときは全力で助けに行きたいと思う。

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